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学移連有志が百周年に寄付=「北辰―」上映会も好評

ニッケイ新聞 2008年11月8日付け

 日本学生海外移住連盟(学移連)の創立五十周年祝賀式典に参加するために来伯した訪問団(吉永正義団長)の有志七人(五人が学移連OB)が、ブラジル日本移民百周年記念協会に寄付を行った。金額は非公開。
 五日午後四時半に、同協会内で引渡し式が行われた。吉永団長(有限会社吉永商事取締役会長)、高原要次ラーニング・システムズ株式会社代表取締役、佐藤貞茂アルファインテル南米交流代表取締役から、百周年協会の松尾治執行委員長、吉岡黎明文化担当に手渡された。
 同寄付は、松尾執行委員長が吉永団長と同じ福岡県人ということもあって行われた。寄付を受け取った松尾執行委員長は「ありがたいこと。百周年のために使わせていただきます」と嬉しそうに話した。
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 同日午後一時からは、文協大講堂で行われている水曜シネマで「北辰斜めにさすところ」が特別上映され、約四百人が来場。主演の三國連太郎さんからの百周年を記念したメッセージも流された。上映後は、ブラジル生まれで新渡戸稲造の曾孫、涼恵さんのコンサートも開かれた。

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