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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年1月8日付け

 結婚式と葬式、出産と病気―こんな組合せだと私達は喜ばしい事に向かいたくなるが、慶弔が重なった時は弔事を優先させよとよく言う。
 同様に、社内報告などで、悪いことほど早く知らせよというのは一つの鉄則。一刻も早く対処法を考えないと更に悪化する恐れがあるからだが、これがなかなか難しい。
 良い結果は業務評定にもプラスになるが、悪い結果は査定に響くと考えると、口が重くなるが人の常。だが、自分の体面や評価を恐れ、会社や社会の被害を大きくした場合の責任はなお大きい。
 その意味で、金融危機に伴う諸問題などを小事とするかの如き発言は、士気をそがないようにとの配慮の域を超えていると思わざるを得ない。
 観察力や判断力不足を認めつつ、悪いこと優先で現実を伝える勇気と、希望を持ち共に戦おうとのメッセージの必要を痛感するこの頃だ。(み)

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