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百周年の年の瀬飾る=サンパウロ市=フレンズ紅白盛大に=主役は新世紀の子供たち

ニッケイ新聞 2009年1月10日付け

 「コロニア新世紀に向けての第一歩です」。第十二回ザ・フレンズ紅白歌合戦が去る十二月二十一日、文協大講堂で行われ、入りきれないほどの来場者が詰めかける中で開会式が行われ、蛯原忠男会長はそう挨拶した。
 百周年の年の瀬を飾るイベントらしく、次の百年を支える子供たち八十人が紅白の鉢巻をして舞台にあがり、大きな声で「結んで開いて」「ウサギと亀」「踊るポンポコリン」などを歌い、会場と一体となって大合唱した。
 総合コーディネーターの原正男さんは「百周年の締めのつもり。世代交代の紅白です」と演出意図を語った。
 ザ・フレンズの伴奏で赤組、白組二十三組の歌手が次々に熱唱した。NHKからも取材が来たほか、バンデイランテスTV局でもニュースで流され、JBNTVではイベント丸ごとが放送された。
 ジュンジアイー在住の長谷川君代さん(65)は「みなさん上手なので毎年楽しみにしています。雰囲気が落ち着いていていい」と感想を話していた。

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