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皇室迎えるボリビア日系社会=常陸宮ご夫妻が3カ所へ=18日、サンタクルスで記念式典=地元で進む歓迎準備

ニッケイ新聞 2009年6月9日付け

 日本人移住百十周年を迎えるペルーとボリビアで今月記念式典が挙行されるのにあたり、常陸宮正仁親王殿下と同妃華子殿下が十一日から両国を訪問される。移住百周年の時にご結婚前の黒田清子さん(紀宮内親王)が訪問されて以来、十年ぶりとなる皇室のご訪問。地元では歓迎に向けた準備が進む。三カ所を訪問される予定になっているボリビア日系社会の関係者に聞いた。

 常陸宮同妃両殿下は十一日に日本を出発してペルーに向かわれ、十三日に天野博物館ご視察、移住百周年記念碑への献花、大統領主催の晩餐会に出席される。その後、十四日午後三時から日秘文化会館大劇場で開催される記念式典に出席され、ボリビアに向かわれる。
 ボリビアでの移住百十周年記念式典は十八日、サンタクルス市で開催される。それに先立ち両殿下は十六、十七日でオキナワ移住地、サンフアン移住地を視察される予定だ。
 オキナワ移住地では田中和夫在ボリビア大使夫妻、在サンタクルス出張駐在官事務所・根木均参事官、ボリビア側からワナクニ外務省儀典長らを迎えて慰霊碑への献花、歴史資料館視察、記念植樹、歓迎昼食会を予定。
 オキナワ日本ボリビア協会(宮城和男会長)が主体となりボリビア沖縄県人会、コロニア・オキナワ農牧総合協同組合(CAICO、比嘉武浩組合長)と共同で準備を進めている。
 昼食会には、同団体の会員ら二百人も参加し、沖縄伝統芸能とサンタクルス地方の伝統舞踊が披露される趣向だ。
 同協会の仲座健次総務部次長は、「各移住地の日ボ学校から一プログラムずつの出し物を予定している。現地の活動の様子を知ってもらいたい」と意気込みを語る。
 サンフアン移住地では、サンフアン日本ボリビア協会(日比野正靭会長)とサンフアン農牧総合協同組合(CAISY、田島浩司組合長)と協力し「歓迎委員会」を設置し準備を進める。
 視察に訪れる両殿下は、同協会の文化交流会館にて昼食休憩を予定されているという。同協会の森坂勝事務局長は「皇室訪問に向け、文化交流会館の壁を塗り替えるなど準備を進めてきた」と話す。
 十八日の記念式典は、サンタクルス市のロス・タヒーボス・ホテルで午前十一時二十分から午後二時まで開催される。同式典には田中在ボリビア大使、大統領代行チョケ・ワンカ外務大臣らが出席予定。
 準備を進めるサンタクルス中央日本人会の島袋正克会長は、「皇室ご訪問の知らせを受け、各機関と連携し迅速に準備を進めている」と語った。

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