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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年6月24日付け

 パラナ州ロンドリーナに取材で訪れ、二十一日にあった同地文協主催の「移民先亡者慰霊祭」に参加した。
 約三百人が出席。百一年目を迎えてなお、盛大に先駆者を偲んでいることに感銘を受けた。
 昼食会の際、割り箸袋の裏に箸の使い方の説明が載っているのに気が付いた。
 ある出席者は、「昔、ガイジンは日本人は木で物を食べるってばかにしていたのにねえ。今は皆が箸を使おうとしているよ」と冗談交じりに話していた。
 当時、見慣れない文化はブラジル人の目には奇妙に移ったのだろう。しかし、いつのまにか魅力的な文化として捉えられるようになっている。
 文化自体の価値が認められるに至った一因には、先人のブラジル社会への貢献が高く評価され、日系社会への理解を得てきたことにもあったのではーと考えた。 (裕)

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