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静岡県=日伯児童ら空手交流=中区で9道場所属56人

ニッケイ新聞 2009年11月19日付け

 【静岡新聞】空手を通じて日本人とブラジル人の子ども同士の親交を深める「第1回浜松ジュニア空手道交流大会」(世界空手道連盟士道館児玉道場、日伯交流協会主催)が8日、浜松市中区の市立北部公民館で開かれた。
 幼稚園と小学1~6年の学年別トーナメントが行われ、浜松市と豊橋市内の9道場に所属する子ども計56人が競い合った。保護者らの声援が飛び交う中、子どもたちは機敏に動き回り、鋭い打撃を繰り出していた。
 会場では、子どもたちが記入した大会への意気込みや将来の夢などをつづった作文、練習風景の写真などが張り出された。「練習の成果を出し切って優勝する」「泣かずに一生懸命頑張る」など意欲があふれていた。
 士道館県本部長で日伯交流協会副会長を務める児玉哲義さんは「国籍に関係なく、みんなが友達同士になってほしい。多くの国籍の子どもに今後の大会への参加を呼び掛けたい」と話した。

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