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リベルダーデに年の瀬告げる=第41回東洋祭り5日から

ニッケイ新聞 2009年11月28日付け

 東洋街の師走の風物詩、恒例の「東洋祭り」が5、6両日、リベルダーデ広場、ガルボン・ブエノ街などで開催される。今年で41回目。主催のACAL(リベルダーデ文化福祉協会)から池崎博文会長と舞踊教師の池芝緑苑さん、祭り実行委員長の浜崎マルセリーノさんが案内に訪れた。
 リベルダーデで行われる行事としては花祭りに次ぐ歴史を誇る東洋祭り。今年も広場で様々な芸能が披露され、色鮮やかなのぼりがはためくガルボン・ブエノ街の大阪橋には日本食など約30の屋台が出店する。
 5日は午後2時20分からラジオ体操、健康体操で幕開け。2時40分から鳥居前で神事を行う。
 その後はひまわり太鼓、ACAL舞踊部の踊り、阿波踊り、来賓あいさつ、花柳金龍会の踊り、民舞のYOSAKOIソーラン、鳥取の傘踊りなどが続き、4時半ごろから全員参加の盆踊りとマツリダンスが始まる。
 ACAL舞踊部では、約20年間指導に当たってきた篠崎いちさんが今年10月に死去。現在は、それまで舞台用の踊りを担当していた池芝さんが教えている。今回はリベルダーデ音頭とほのぼの音頭などを披露する予定。
 6日は正午開会。宮マウリシオ、平田ジョーさんなど日系歌手のショーや、ヨーヨー、ストリートダンスなどが披露され、午後6時50分に終了する予定。
 「祭りを通してバイロに感謝したい」と浜崎実行委員長。一行は「たくさんの方に来ていただきたい」と呼びかけた。

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