ホーム | 日系社会ニュース | 椎の実学園=盛り沢山の慈善バザー=卒業生も旧交あたため

椎の実学園=盛り沢山の慈善バザー=卒業生も旧交あたため

ニッケイ新聞 2009年12月23日付け

 椎の実学園(落合磨園長)は13日、サンパウロ市サウーデ区の同学園で第45回文化祭と慈善バザーを開催した。
 幼年、小学、中学各部教室でバザー、音楽教室では生徒達から贈られた手土産とビンゴ、図書室には母親と生徒の生け花(池田美保教師)や立体の工作品が展示された。
 大サロンでは獲得したトロフィー、メダルなど250点余りのほか、生徒の絵画(五木田綾子教師)、書道(相良久恵教師)、美しいポスターなどが飾られ、生徒達の楽しい学園生活の記録を偲ぶアルバム(写真4万枚以上)も並べられた。校庭には遊戯コーナーが設けられ、幼児達が無邪気に遊び楽しんでいた。
 父兄や卒業生達の奉仕による食堂では寿司やうどん、ホットドック、まんじゅうなど様々なメニューが用意され、来場者は舌鼓を打ちながら楽しいひと時を過ごした。
 会場では、久しぶりの再会で旧交を温め、近況を披露し合う卒業生達もいて、和気藹々の歓談が続いていた。
 開催にあたり、カンピーナスの後藤留吉さん(101歳)より梅酒、梅酢ジャムなど、また新井商店や戸崎兄弟商店から寄付を受けた。なお、当日のバザー収益金から希望の家、こどものその、さくらホーム、憩の園へ寄付が行われた。

image_print