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バンクーバー五輪=「5千羽鶴」で選手激励=日系団体が盛り上げに一役

ニッケイ新聞 2010年1月14日付け

 【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪での各国選手の健闘を願い、地元の日系団体が五輪にちなんだ「5千羽鶴」づくりに励んでいる。9日は完成した折り鶴を糸に通す作業があった。23日にすべてを束ねて完成させ、2月6日からバンクーバー近郊の日系施設で公開する。
 昨年7月に日系団体の「企友会」と「木曜会」が五輪カラーの赤、青、黄、緑、黒の折り鶴を1千羽ずつ飾ることを企画。「全体で盛り上げよう」と11月以降、5度のイベントで日系以外の地元市民にも折り方を説明して協力をあおいだ。最終的に5千羽を超える折り鶴が集まった。
 企友会の猪田雅公会長は「五輪の応援を通じて日本の存在や文化を理解してもらいたい。交流が広がり、手応えはあった」と話した。

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