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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年2月20日付け

 3月初め、援協が「南米日系社会高齢者対策福祉事業セミナー」を開く。今まで農業、日語教師の南米セミナーはあったが、このテーマでは初めてのこと。
 日系社会の高齢化は言わずもがな、ここだけではない。共有できる課題を明確にし、独自の試みを吸収し、活性化できる意味ある企画だ。
 歴史が短く、全体的に若いボリビアのコロニア沖縄は、65歳以上は高齢者としてデイサービスの対象になる。90代の日系団体会長もいるようなブラジルでは考えられないが、逆に若い層と上手く付き合う工夫が読み取れるかもしれない。
 そういう意味では、セミナーには若い人に参加を促したい。今や高齢化は、文化、農業、日本語、県人会団体などすべてにまたがる。5カ国から集う代表者にはすべてを出しきってもらい、活性化のヒントを考える機会になればいい。(親)

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