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岐阜県人会=ジュンジャイーに遠足=50余人が充実した一日

ニッケイ新聞 2010年6月16日付け

 ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)が主催する恒例のピクニックが5月30日、ジュンジャイー市の農園(シッチオ)で行われ、今までにない盛り上がりを見せた。
 午前8時にサンパウロ市の県人会前を出発したバスと数台の自家用車は、10時には現地到着。さっそく山田会長が「こうしてピクニックができるのも先人のおかげ。感謝しましょう」とあいさつし、1分間の黙祷をささげ、みんなでゲームを楽しんだ。
 金華山や関ヶ原、長良川など8チームに分かれ、ガラス玉を箸でつかんで数メートル先のボトルにいれたり、太いゴムヒモを片手だけを使って二人一組で小間結びにするなどのゲームに興じ、渡される景品に一喜一憂した。
 今年から各イベントに担当者を付けることを決め、今回は会員の長屋充良(ながや・みつよし)さんが中心になって賛助会員の芝垣晄宏(しばがき・あきひろ)さんと担当した。山田会長は「全然今までとは変わった。マンネリ化していたのが活性化した」と喜ぶ。
 昼食はシュラスコやカレーライス、おにぎりなどに舌鼓みを打った。みんなでビンゴを楽しみ、最後は輪になって故郷の郡上踊りを楽しんだ。また当日の余剰金は新会館建設資金にまわされた。
 山田会長は今月半ば、新会館に関する要請の件もあって訪日し、母県の関係団体を回る予定。7月18日には母県からの農業高校生を歓迎する行事も企画している。

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