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花も食事も楽しんで=カルモ桜祭り8月1日

ニッケイ新聞 2010年7月22日付け

 恒例のカルモ桜祭りが8月1日午前10時から、サンパウロ市東部カルモ公園の桜園で開催される。主催のカルモ公園桜イペー連盟矢野ペードロ会長、書記の小坂誠さんが案内に訪れ、「満開の雪割桜を楽しんでください」と来場を呼びかけた。
 ブラジル最大、沖縄、ヒマラヤ、雪割など1500本の桜が植えられているカルモ公園。桜祭りは400本の雪割桜の開花にあわせて毎年8月に開かれており、今年で32回目となる。
 午前11時から舞台で開会式典を行い、その後は太鼓や舞踊、傘踊り、盆踊りなどサンパウロ市、州内各地の団体が出演して祭りを盛り上げる。
 また今年も同連盟の地域14文協による食事屋台が軒を並べ、焼きそばやうどん、桜餅などの日本食も販売する。
 「地域団体の協力がなければできないこと」と強調する矢野会長。「皆、仲間が頑張ってくれている。きれいな祭りにできると思う」と話し、来場を呼びかけた。
 当日は地下鉄イタケーラ駅そばから、会場まで無料のロタソンが運行するほか、公園内でも入り口から会場まで往復の車を運行する。

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