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奈良県人会=創立50周年2百人で祝う=窪田副知事ら迎え盛大に

ニッケイ新聞 2010年8月14日付け

 ブラジル奈良県人会(有北ジョルジ会長)は8日、母県から窪田修副知事、5人の県議会議員、奈良日系人ふるさと親善協会井上源一会長をはじめとする慶祝訪伯団を迎え、聖市内の栃木県人会館で同会創立50周年式典を挙行した。
 大部一秋在聖総領事、日系団体代表者ら来賓、各県人会関係者、各地の会員など200人以上が訪れ、会場では奈良平城遷都1300年記念にちなみ窪田副知事、有北会長、元県費研修生、子供たちが天平衣装に身を包み来客を迎えた。
 日伯両国歌斉唱、1分間の黙祷の後、訪伯団員、来賓などを壇上で紹介。続いて挨拶した有北会長は、奈良県の移住者は47都道府県中最も少ないことなどに触れ、若者はじめ、他県人とも垣根なく会の発展に尽力する事、節目を契機に交流を深める意向を表明した。
 荒木正吾県知事の祝辞を窪田副知事が代読。知事は「50年とは人の一生にも相当する長い年月」とし、県人の親睦、福祉に対する尽力を賞賛し、81人に及ぶ県費留学、技術研修生の実績を紹介。奈良県も平城遷都の節目の年であることなどに触れ、これを契機に日伯間、県人会との交流強化に貢献する事を強調した。
 窪田副知事から功績者、高齢者表彰が贈られた。記念品等の贈呈などの後、県歌を来場者一同が声を張って歌い、閉会の辞と続き式典は終了。祝賀会に移った。
 「大勢の人が集まってくれて嬉しい」と喜ぶのは梅崎嘉明名誉会長。3代目の県人会会長として16年間務めた。県人会創設期の話をして当時を懐かしんだ。
 式典にはバストスからも20人ほどの会員が駆けつけた。その一人でこの日高齢者表彰を受けた東ミヨ子さん(83、吉野出身)は、「感激します。こんなことは最初で最後です」と喜びを隠せない様子。週5日やるというゴルフを「100歳まで続けたいです」と笑顔で話した。
 県人会創設に尽力した初代会長故・和田周一郎氏の弟、浅五郎さん(96、御所市)も出席し、50年の月日を思い、「兄がいたら喜んだだろう。兄の死を思うとまだ涙がでてしまう」と頬を拭った。
 祝賀会では太鼓ショー、同県人会舞踊同好会による坂本踊りなどが披露され。壇上で山本進章議員が万歳三唱を行い、式典は幕を閉じた。

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