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東西南北

ニッケイ新聞 2010年8月24日付け

 6月に水害発生のアラゴアス州では、今も孤立状態に置かれ、2週間毎のヘリ輸送に頼っている人達がいると週末のテレビニュースで見、愕然とした。最近は、年頭に水害が起きた聖州サンルイス・ド・パライチンガでは被災者支援のための物資や資金の横流しが判明し、支援物資などの受付中止の記事や、聖市では洪水防止のための予算がタツアペのつり橋建設に回されているという記事など、水害と関係する報道が続いた事もあるが、事件直後の情報は流れても、その後を追いかける情報やその発信に乏しい事を実感…。
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 17日にリオ市の食品メーカーで、粉砕機に原料投入中の新入社員が、はしごが滑ってバランスを崩し片腕を機械に吸い込まれて粉砕されるという事故発生。青年は大声で助けを求めたが機械音にかき消され、10分近く経って救出されたという。会社側は訓練後に配置したというが、電源操作以外の難しい作業はないと判断した現場責任者は、訓練もせず仕事に就かせた様だ。学生の時バイト先の工場で指2本を切断し、先が見つかった指はつなげたが見つからなかった指は短いままという人を知るコラム子には、片腕となった青年の将来が気がかり。責任者は救急車も呼ばなかったというが、会社側はどんな方法で責任をとる?
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 寒波が去り、日中は30度近い気温を観測する聖市。しばらくは気温の高い日が続くらしく、懸念されるのが異常乾燥。乾燥が続くのは聖市だけではなく、湿度が18%と砂漠並みの乾燥という所が何カ所もある様だ。焼畑や森林伐採後に残る切り株を焼き捨てるための火など、人為的な火災と異常乾燥、アジアの大雨は皆、地球温暖化につながる循環図の一端と指摘する記事も出ている。

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