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カンピーナス=カラオケ愛好会25周年=記念大会を29日開催

ニッケイ新聞 2010年8月27日付け

 カンピーナス日伯文化協会のカラオケ愛好会(宮村明子会長)が今年、創立25周年を迎えた。記念大会が29日午前8時から、同文協会館(R. Camargo Paes, 118)で開かれる。
 同愛好会は樋口四郎さん(初代会長)と、浪曲界、民謡保存会で尽力した今野吉郎さん(故人)の呼びかけにより発足。当時まだ珍しかったカラオケ機材を自宅から文協に持ち込み、週一回で始まった。
 1984年8月に開いた第一回大会では本職の審査員もなく、当時の浪曲名人や文協・婦人会長などに務めてもらったという。
 十数人の会員はやがて50数人に増え、文協の一部門に編入。現在は二世の宮村さんが会長を務める。25周年の記念大会は、初心に返るとともに、これまで尽力した役員、指導者に感謝の意を表す場となる。関係者は「カラオケが日本民族の融和性を表すものであることを知ってもらう機会」と張り切り、広く参加を呼びかけている。
 申込み、問い合わせは同文協(19・3241・1213)まで。

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