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塩田健康センター=「アフリカ全土に普及を」=セネガルからセッキさん

ニッケイ新聞 2010年9月17日付け

 道(タオ)医学による治療を行う塩田健康センター(塩田憲一代表)が7月24日から30日まで実施した短期集中講座に、西アフリカ・セネガル国ダカールからジブリル・セッキさん(54)が受講に来伯した。
 塩田代表は道の普及のため、5回ほどアフリカの地で講義を行っている。セッキさんも受講経験があり、今回の来伯となった。
 セッキさんは現在、教授として大学病院に勤務しており、専門は整形外科。
 期間中は脊髄矯正、三鍼法(さんしんぽう)(脳梗塞治療)、外・内気功等の講義を受けた。
 道との出会いを「扉が開いた感じ。自然医学である道は自分の考えと一致した」と振り返るセッキさん。「特別な機材も必要でなく、皆に安く医療行為が出来る」と意気込んだ。
 同講座にアフリカから生徒が訪れたのは初めて。受講費、滞在費等を負担した塩田代表は、「アフリカ全土で普及させたい」と述べ、今後も受け入れを続け、同地を訪れる意向を示した。セッキさんについて「一生懸命学んでくれました」と評価し、「今後は指導者として活躍してほしい」と述べた。

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