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ブラジル日本通運=営業担当部長に森市氏

ニッケイ新聞 2010年9月18日付け

 ブラジル日本通運(和田亮社長)の営業担当部長として森市聡氏が日本から赴任し、6日、和田社長とともに本紙を訪れた。
 昨年創立30周年を機に同社は従来までの空・海運送業だけでなく、ブラジルの倉庫会社と業務提携を結び、在伯日系企業を中心に貨物の保管業務を受けるなど業種幅を拡大することで需要に応えている。
 森市氏はこれまでヨーロッパやアジアとの業務経験で得たノウハウを活かして、今後のブラジル内外の営業を積極的に活発化させたいと抱負を述べた。
 「国民全体が活気に溢れている。景気がいい印。面白いことに国道のインフラ設備が十分整っていないにも関わらず、走っている車両がボロボロでない」と初訪伯から一カ月経過した印象を語る。
 和田社長は「ブラジルの物流業はリーマンショック以前から右上がり傾向で未だ衰え知らず。取引会社や個人客のニーズに着実に応えられるようこれからも頑張る」と意欲を見せた。

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