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認知度高まる旧移住センター=日伯協会=1年半で5万4千人来場=西村理事長「伯国の浄財に感謝」

ニッケイ新聞 2010年11月20日付け

 ブラジル兵庫県人会の創立50周年式典、パラナ州との友好提携40周年記念事業等に出席するため来伯中の財団法人日伯協会(兵庫県神戸市)西村正理事長が18日、同県人会の尾西貞夫会長らと本紙を訪れた。西村理事長は「海外移住と文化の交流センター」(旧神戸移住センター)内で同協会が運営する「移住ミュージアム」の利用状況を説明し、2008年の同センター改修における伯国からの浄財に対して改めて感謝を表した。
 西村理事長によると、昨年6月に改修が完了した同センターの1、2階部分にある移住ミュージアムは、開館から1年半の間に5万4千人ほどの来場者があったという。「最初の1年で2万7千人、その後の半年でも同数近くの人が来場した。認知も進んでいる」と報告した。
 同ミュージアムでは、写真や映像で当事の神戸の町並み、収容所、移住船内での暮らし、開拓の様子などを紹介している。そのパンフレットは教育委員会を通じ、県内の公立小、中、高校などに配布、クラス単位での来場も多い。帰国移住者らも来場し、じっと展示に見入っている姿がみられるという。
 来年1月からは「移住の歴史と貢献した人たち」と題した企画展が2カ月にわたって行なわれる予定だ。
 西村理事長は、「移住された方の95%がこの収容所で、残された日本での日々を過ごした。以前から永久保存の声は多く、今回の改修にあたってはブラジルから1700の団体、個人から浄財が寄せられた」と話し、感謝を表した。また、センター改修に貢献したとして、矢田立郎神戸市長から本紙に贈られた感謝状も持参した。

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