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奄美災害=義捐金に1万レの浄財=「郷土愛、強く感じた」

ニッケイ新聞 2010年12月3日付け

 今年10月の豪雨災害で3人が死亡するなど多大な被害を出した奄美大島に義捐金を送ろうと、ゆかりの人に呼びかけたところ約1万レアルの浄財が集まったことを受け、世話人らが1日に来社、協力者に感謝の言葉を述べた。
 メルカドンで鮮魚店「AMAMI」を経営する玉利繁弘さん(宇検村芦検出身)は、サンパウロ市ヴィラカロン、カーザベルデを担当、「こんなに集まるなんて」と郷土愛の強さを改めて感じた様子。
 「ブッフェ奄美」を経営する肥後英樹さん(奄美市)は、「カンピーナス市からも入金があった」と報告、「新聞を読んだ奄美出身の同船者から連絡があり、50年ぶりに再会して感激した」と喜ぶ。
 玉利さんはすでに奄美市に連絡、来週早々にも送金する準備を整えているが、「送金後も義捐金は受け付ける。我々が責任を持って送るので連絡してほしい」と呼びかけている。
 詳細は、肥後(11・4158・1367/4159・3605)、玉利2280・5061)まで。

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