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沖縄の心に目覚めた留学研修=OB会「うりずん」15周年祝う=母県、市町村、県人会への感謝込め

ニッケイ新聞 2010年12月15日付け

 沖縄県帰国留学生研修会(うりずん会、稲福カリーナすえ会長)は同会創立15周年、県費留学制度設置40周年、市町村移住者子弟受け入れ事業24周年を記念して、11月20日、リベルダーデの沖縄県人会本部会館で式典と夕食会を開催した。

 元留学生らによる紅型衣装での出迎えの中、午後8時ごろ出席者が会場に集まりだした。かぎやで風節など合同演奏に続き、稲福会長、与儀昭雄沖縄県人会会長、うりずん会と県人会の歴代会長、県人会支部代表者らが登壇した。
 稲福会長は「沖縄県、各市町村、県人会などの関係者らに心からの感謝の思いを表すため」と、式典の開催理由を述べ、「現在交換留学期間に得た知識を、私達の国において県人子弟のみならず、非日系人にも普及し、永続化することを求めている。うりずん会の活動は沖縄文化の伝承、若者達の内なるウチナーンチュの精神を目覚めさせることである」と述べた。
 続いて挨拶した与儀会長は、各県人会会長の約3割が元県費留学生であり、「今後の沖縄県人会内での元留学生の活躍に期待している」と期待を込めた。
 1980年の県費留学生で、現県人会副会長の与那嶺信次氏は、15年前、使命感にかられうりずん会を結成したこと、雨が降り、実のなる時期を沖縄では『うりずん』ということなど、名前の由来を説明。「後輩が活躍してくれて15年続いたことが嬉しい。これからも多くの研修生が沖縄で学ぶことを願う」と述べた。
 歴代会長代表の山城勇氏は母県での研修の意義を話し、同式典も留学生が自主的に開催したことなどに賞賛の言葉を贈った。
 出席の歴代会長、与儀会長、うりずん会歴代会長、同会活動功労者、支部代表らに稲福会長から感謝状、記念品が贈呈され、与儀会長から稲福会長に感謝状が贈られた。
 母県からの祝電の代読、神屋牛太郎サンパウロ市会議員の挨拶で式典を締めくくった。
 与那嶺副会長の「乾杯!サウージ!カリー!」との発声で祝賀会が始まり、うりずんの15年間の活動を振り返るスライドショーでは、時折笑いが起きるなど、参列者らは懐かしそうにスクリーンに映し出された写真を眺めていた。
 与儀会長、稲福会長、与那嶺副会長らによるケーキカットも行われ、斉藤悟さんら元留学生による沖縄舞踊、琉球國祭り太鼓などが披露。最後はカチャーシーで盛り上がり、歓談を弾ませながら来場者は記念の夜を楽しんだ。

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