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「ブラジルは第2の祖国」=三輪昭大使が着任=両国連携し、地位向上を

ニッケイ新聞 2010年12月18日付け

 10月21日付けで着任した三輪昭特命全権大使(60、大阪)が16日来社した。
 70、90年代に続く3度目のブラジル赴任に「ブラジルは第2の祖国」と親しみを見せながら、「国際パートナーとして互いに地位向上を目指したい」と話した。
 1975年京都大学卒業後、外務省入省。76~79年在ブラジル日本国大使館で書記官、99~01年同館公使、外務省経済局審議官、経産省通商政策審議官、外務省中南米局長を経て、08年駐ポルトガル日本国大使を務めた。
 「今年は日本・ポルトガル修好150年。多くの事業が京都、長崎などゆかりのある町を中心に行なわれたが、その多くは文化・芸術関係に留まっている」と話し、ブラジルとの関係においては経済交流が任期中に大きく躍進するとの考えを示した。
 前回赴任時と比較し、「仕事量が全く違う」と、着任2カ月で日伯関係が動き始めていることを実感しているという。
 「国際的に見て、政治経済が着実に安定しており、実質リーダー国の一つ。G8だけでは難しいだけに、ブラジルの存在感は大きくなってくる」と見る。
 両政府レベルの事業もあった70年代、8、90年代の冷え切った日伯経済関係と比較しながら、「今後は国際パートナーとして互いに地位向上を目指していくべき。インフラ、エネルギーなど様々なビジネスの可能性を日本の民間企業も注目している」と話す。
 「投資が結実するかが課題だが、経済成長を維持させるために次期ジルマ政権も全力投球するだろう」と期待を示した。
 日系社会に関して、「他中南米諸国と比べても日本に対する信頼感が強い。日系社会の最大の功績であり、財産でもある」と評価した。

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