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ブラジル日本会議=天皇陛下ご生誕祝賀会=「皇室は日本の誇り」

ニッケイ新聞 2010年12月28日付け

 ブラジル日本会議(小森広理事長)は18日、「今上陛下ご生誕祝賀会」をニッケイパラセ・ホテルで開催し、天皇陛下のご健康と皇室の弥栄を出席者らとともに祝った。

 当日は在聖総領事館の鎌倉由明領事、日本会議の小森理事長、柳森優、原沢和夫両顧問ほか、会員ら約20人が出席した。
 小森理事長は、「万世一系の天皇家は日本の誇り。その国に生まれたものとして、天皇陛下のご生誕日を祝うことに、大切な意味がある」と出席者らにあいさつ。続けて、「いかに皇室外交が、世界の人に受け入れられているのか、知ってほしい」と述べた。
 会場ではDVD「皇室の20世紀、第8巻、天皇皇后両陛下国際親善の旅」を上映。
 友好親善のため世界各国を回る天皇皇后両陛下の映像ほか、皇太子時代にパカエンブー競技場で行われた日本移民70周年式典に出席された時の映像なども上映された。
 閉会の辞の後、一同で万歳三唱。発声を行なった柳森顧問は、77年前、陛下ご生誕の日のことを振り返り、「商業高校1年の時のこと、そのニュースに国民を上げて喜び、町には提灯行列があふれていた」と懐かしむ。
 また、「ブラジルに来て70年、日本は皇室が続き、繁栄している。そのことを遠いこの地でうれしく思う」とこみ上げる気持ちを表した。
 その後はレストランに場所を移し、乾杯。歓談のときとなり、両陛下の写真と共に記念撮影が行なわれた。

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