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9位=日本祭りに17万人=県連センターも現実に

ニッケイ新聞 2010年12月28日付け

 県連が主催する海外最大規模の日本文化イベント、フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)は13回目の今年、3日間で17万人が訪れた。
 舞台公演では、郷土芸能や太鼓演奏などのほか、紅白歌合戦出場歌手の原田悠里さんも出演。郷土食コーナーはほぼ全部の県人会の屋台で完売した。中でも終日行列が絶えなかった和歌山県人会はお好み焼き4000食を販売し、同会1年の運営費を捻出する人気。恒例のミスコンテストでは日系三世の母とドイツ人の父を持つ、サンタカタリーナのモルシュ・中島・マユミさん(19)が優勝。現在各地のイベント、テレビなどで活躍している。大統領選挙に出馬したマリーナ・シルバ氏も会場を訪れ、その模様は伯字紙でも取り上げられた。
 今年は最終的に約43万レアルの黒字を計上。県連が目標に掲げる新事務所購入も現実に近づいているようだ。

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