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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年1月8日付け

 ナタルはパネトーネに七面鳥、正月はお餅と、日系社会の年末年始は胃袋が休まる暇がない。大晦日にリベルダーデ広場で行われた餅つき祭りは、餅人気で今年も大盛況を見せた。
 クアルテロンを超える長蛇の列に並ぶ来場者の忍耐力に頭が下がる。無料配布は約35の日系団体、企業、個人から寄付で集められた餅米と、ACALの婦人たちの心ある協力で実現している。
 今年は「人混みの中で立って食べてもらうのも申し訳ない」との主催者側の配慮から、ゆっくりとお雑煮を食べられるようイスとテーブルを設置。開会式の様相も毎年変わるなど、40回を迎えた今も工夫が考えられているようだ。
 毎年伯メディアで取り上げられることもあり、定着した同行事は非日系人の来場も盛ん。干支の兎のようにぴょーんと飛び上がる日系社会の大躍進を祈願した。(裕)

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