ホーム | 日系社会ニュース | 椎の実学園の文化祭=バザーも盛況、旧交温め

椎の実学園の文化祭=バザーも盛況、旧交温め

ニッケイ新聞 2011年1月18日付け

 椎の実学園(落合磨園長)で12月12日、恒例の文化祭と慈善バザーが開催された。
 文化祭は今年で46回目。幼年、小学、中学の各部教室でバザー、音楽室では生徒から贈られた手土産とビンゴ、図書室には母親と生徒たちの生け花(池田美保子教師)や立体の工作品などが展示された。
 大サロンでは、獲得したトロフィー、メダル、プラッカなど300点余りのほか、生徒たちの絵画(五木田綾子教師)、書道(相良久恵教師)、美しい日本のポスターなどが飾られ、生徒たちの楽しい学園生活の記録を偲ぶアルバムも並べられた。アルバムには4万2千枚以上の写真が収められている。
 校庭には遊戯コーナーが設けられ、幼児たちが無邪気に遊び楽しんでいた。
 食堂の食事作りは、父兄や卒業生たちの奉仕によるもの。寿司やうどん、ホットドッグ、饅頭など様々なメニューが用意された。来場者は舌鼓を打ちながら、久しぶりの再会で旧交を温め、近況を披露し合う卒業生もおり、和気藹々の歓談が続いていた。
 当日のバザー収益から、希望の家、こどものその、さくらホーム、憩の園へ寄付が行われた。

image_print