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スザノ野球・ソフト協会=第300回! 月例大会=13日、参加を呼びかけ

ニッケイ新聞 2011年3月11日付け

 スザノ野球ソフトボール協会(ASBS、岡本秀樹会長)は13日午前8時半から、「第300回スザノソフトボール同好会月例大会」をスザノ市チジューカ・プレット区にある野球場(Estrada Keita Harada, 6000)で開く。
 当日は20チーム300選手が参加、午後3時からの表彰式後には、シュラスコもふるまわれる。
 岡本会長、同好会の発起人である松本輝記さんが9日来社し、「約30年の歴史で190チーム近くが参加している。ゆかりの人は是非参加してほしい」と呼びかけている。
 汎スザノ文化体育農事協会(ACEAS)でバレーボールを指導していた工業移住者の松本さんが、同会役員から「進出企業と地元を繋ぐようなイベントを企画してほしい」といった要望を受け、81年に「第1回ACEAS杯ソフトボール大会」を開催したのが始まり。
 同大会は毎年一回の割合で続いたが、毎月の開催を望む声も多く、並行する形で翌年、同好会月例大会が始まった。会場には「KOMATSU」「MISTUTOYO」などの工場の空き地を利用した。
 92年には、第100回大会を開催、福博村で記念感謝シュラスコ会が行なわれ、その収益は「こどものその」に寄付されている。
 第150回大会を記念し、スザノ少年野球部が組織され、のちに女子ソフトボール部も設立。各カテゴリーの増加を受けて野球場が建設された。
 01年からは、野球で育った若者が中心となり、毎年一度「WAKABA大会」を開催するなど、世代交代しながら白球を追う楽しみが続いている。
 議事録をめくり、同大会の記録を残す作業も行なっている岡本会長は、「選手はもとより、応援した人、協力してくれた人を入れれば数千人が携わったことになる。13日は盛大に祝いたい」と話している。
 詳しくは岡本(11・7445・7202)、松本(同・8282・8833)まで。

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