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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年3月30日付け

 富山県高岡市でこのほど、ブラジル人など地元の外国人から東日本大震災の救援物資としてトラック1台分の水や食料、紙おむつなどが寄せられた。群馬県大泉町でも、地元のブラジル系スーパーが物資を集める姿が報じられている。
 大地震から2週間あまり。多言語での情報提供もあるとはいえ、日本語の不自由な外国人は不安を感じる生活だろう。そんな中、今住む国の役に立とうと活動する人もいる。高岡の場合、朝日新聞によれば、08年の金融危機時に受けた支援への恩返しとの声があったという。
 生活習慣の違い、また犯罪の増加など在日ブラジル人のマイナス面が強調された時代があった。その中で地道に築かれてきた信頼関係がこの非常時に現れているように思う。こうした関係は一朝一夕にできるものではない。やはり、日頃からの積み重ねが大切なのだと感じさせる。(ま)

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