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仲村渠民謡研究所=創立15年で初公演開く=西原さんら母県から応援も

ニッケイ新聞 2011年4月20日付け

 仲村渠琉球民謡研究所(仲村渠清徳代表)が『第1回研究発表会並びに研究所創立15周年祝賀公演』を24日午後1時から、沖縄県人会館(Rua Tomas de Lima, 72)で開催する。入場無料。
 8歳から80代の幅広い年代の同研究所の生徒140人が日頃の練習の成果を披露する。
 ブラジル在那覇名誉領事で自ら民謡を作曲する西原篤一さん、上原正雄師範、琉球民謡歌手の石川ひろえさんらが母県から応援に駆けつける。
 民謡の合間には玉城流玉扇会、玉城流小太郎会、沖縄古武道の各ブラジル支部の舞踊が会を盛り上げる。琉球国祭り太鼓も演奏される。
 琉球民謡の師範を母に持つ仲村渠代表。小さな頃から「母に教わった琉球民謡を伝えたい」という思いから96年に研究所を開いた。
 仲村渠代表、与那嶺友範公演実行委員長、宮城調智総務、呉屋昌男会計が14日来社し、「今年は創立15年目と節目の年。はるばる沖縄からも応援に来てくれることもあり開催を決めた。こんな機会はめったにないのでぜひ見に来てほしい」と来場を呼びかけた。

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