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第8回聖南西和太鼓選手権=オザスコ「轟太鼓チーム」が2連覇!=8月には全日本大会へ

ニッケイ新聞 2011年5月6日付け

 聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)はカッポン・ボニート文化体育協会で4月10日、『第8回聖南西和太鼓選手権大会兼フェスチバル』を開催した。同連盟傘下の11地区(カッポン・ボニート、ソロカバ、オザスコ、コロニア・ピニャール、ピラール・ド・スール、イビウーナ、イタペチニンガ、ヴァルゼン・グランデ・パウリスタ、レジストロ、ピエダーデ、サン・ミゲル・アルカンジョ)から、約300人の選手が参加し、午前中は選手権大会、午後はフェスチバルが行なわれ、会場は1日中若者の熱気に包まれた。

 開会式では、カッポン・ボニート市のジュリオ・ガルボン市長、ブラジル太鼓協会の島田オルランド会長、カッポン・ボニート文協の須田カルロス会長、大石隆・聖南西和太鼓部長、山村会長らが挨拶した。
 今大会のテーマは、『一歩一歩』。主催者側は、「人生何事も丁寧にあせらず、根気よく学び成長しながら生きること」を願いこのテーマを選んだ。
 オザスコの「轟太鼓チーム」が昨年に続き優勝、連覇を成し遂げた。2位はカッポン・ボニートの「源流太鼓—Bチーム」、3位はイビウーナの「龍舞太鼓チーム」だった。
 参加者減少で一時期太鼓から遠ざかっていたカッポン・ボニートが見事2位に入賞したことが賞賛され、今回初参加のイタペチニンガの「ニッシン太鼓」も大きな拍手を浴びていた。
(金子国栄さん通信)

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