ホーム | 日系社会ニュース | 弟子、孫弟子へ広がる輪=盛況の島田カラオケ大会=サンパウロ市

弟子、孫弟子へ広がる輪=盛況の島田カラオケ大会=サンパウロ市

ニッケイ新聞 2011年5月6日付け

 島田歌謡教室(島田正市代表)生徒会(川端幸蔵会長)による第12回カラオケ大会が4月17日午前7時半からサンパウロ市の静岡県人会館で開催された。
 チビッコ、童謡、新人、懐メロ、ポップ、スター、A、B、エストラ、スーペルエストラなどのカテゴリに分かれ、午後9時過ぎまで計約500人が練習の成果を披露した。
 昨年9月の記念公演で芸能生活60周年を祝った島田代表。「1000人台になるのでは」という教え子が国内各地で教える。
 今大会にもサンパウロ市・近郊をはじめ、聖南西、カンピーナス、遠くはリベイロン・プレットから出場した。12月に開催する「孫弟子大会」には700人が参加する見通しだという。
 今年で75歳、第1回大会は手術のため出られなかったが、その後は毎年見てきているという島田さんは、今年の大会について「年々レベルが上がってきている」と喜ぶ。その一方で、「勝手にカテゴリを上がっている人がいるが、そういう人は歌を聞けば分かる。各カテゴリの水準が落ちないようにすることが大切」と苦言も呈する。
 また今回は、日本の震災支援のため出場者の参加費から義捐金を寄付することも検討しているという。「寄付に期日はない」と、島田さんは歌の愛好者として義捐金活動を行いたいとの気持ちを語り、今後開く大会のほか、他の団体にも呼びかけていく考えを示した。
 各カテゴリの優勝者は次の通り。(敬称略)
【新人 3、2】新垣ノリマサ、【童謡】〔B〕ミツダMエレナ、〔A〕高橋Mフェルナンド、【チビッコ】〔B〕大城レチシア、〔A〕上原ラリッサ、【B】〔7・6〕Yutaka Iutaka、〔5・4〕三上ミヨコ、〔3・2〕アベ・パウロ、〔1〕森ファビオ、【A】〔7・6〕坂下マサコ、〔5〕ウエダ・トシコ、〔4〕知花コウキチ、〔3・2〕糸数チエコ、〔1〕伊波デボラ、【懐メロ】〔B・G2〕Kendy Tsutia、〔A・G2〕ウエダ・トシコ、〔Especial G2〕横田アサコ、〔B・G1〕原田タマエ、〔A・G1〕玉城テルミ、〔Especial G1〕辻ケンジ、〔Extra G2〕中谷マリオ、〔Super Ext G2〕石川マサコ、〔Ext G1〕シンデ・ヨシアキ、〔Super Ext G1〕星野スエリ、【Especial】〔7〕工藤和子、〔6〕平川ユキオ、〔5〕山口マサユキ、〔4・G2〕知花マサノリ、〔4・G1〕前園パウロ、〔3〕藤井エジナ、〔2〕カザハヤ・ソニア、〔1〕森川ミユキ、【Extra】〔7〕坂川オノフレ、〔6〕佐藤ヨシカツ、〔5〕榊原リイチロウ、〔4・G2〕中谷マリオ、〔4・G1〕蓮池エレナ、〔3〕マリア・ヴィットル、〔2〕後藤マユミ、〔1〕シンデ・ヨシアキ
【Super Extra】〔7〕橋本サトシ、〔6〕石井マリオ、〔5〕奥田シズオ、〔4〕上原シン、〔3〕道田エジソン、〔2・1〕谷川セルジオ、【スター】赤嶺マルセロ、【POP】ラファエル・プラテロ

image_print