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ニッケイ新聞 2011年6月11日付け

 写真集『戦前活躍した移民船』には、写真展に来場した人が残したコメントも掲載されている。その中の「あらびあ丸」のところに感想文がのっている山本スギヨさんに対し、移民館の栗原猛運営委員長は「ぜひ一冊贈呈したいので来て欲しい」と呼びかけている。1934年に9歳で渡伯、現在は86歳。この写真展を見て、75年前の記憶がまざまざと蘇えったという。ちなみに9航海をして6001人の移民を運んだこの船は、戦争中は陸軍病院船として徴用され、44年10月にルバング島沖で米潜水艦の攻撃で沈没しているので、もしかして後にブラジルに移住する有名な小野田寛郎少尉がその光景を目撃したかも。
     ◎
 本日(11日)に閉店する大型日本食レストラン『寿し安パウリスタ』。45年前、リベルダーデに最初の店を開けたさい「トロを出したら、こんな脂っこいもの食べられるかってお客さんに怒られましたよ」と笑う店主の氏家保一さん。確かにトロを珍重しだしたのは最近の傾向。すし屋でトロばかり食べる三島由紀夫が〃下品〃とされたのも有名な話だ。やはりヅケや赤味が通の味。今晩、老舗の日本食の味を楽しんでみては?

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