ホーム | 日系社会ニュース | 鳥取県から訪問団が来伯=入植85年式典に出席=「今後も交流継続を」

鳥取県から訪問団が来伯=入植85年式典に出席=「今後も交流継続を」

ニッケイ新聞 2011年7月30日付け

 【既報関連】ミランドポリス市の第二アリアンサ鳥取村で23日にあった「入植85周年記念式典」に出席した鳥取県訪問団一行が鳥取県人会の本橋幹久会長、末永正副会長とともに25日、本紙を訪れた。
 鳥取県教育委員会の石田正紀教育次長、鳥取県文化観光局交流推進課の小谷章課長補佐、同課交流支援担当の田村章浩主事の3人。
 「日本語がよく通じ、日本にいるようだった」とアリアンサへの訪問の感想を語ったのは石田教育次長。
 同地に派遣中の日本語教師、津村雄一さんを激励したという石田氏は、同事業について、「日本語、日本文化を次世代に受け継がせたいというのがアリアンサの願い」とした上で、「村の人々から感謝の言葉をたくさん頂いて、とても良かった」と成果を感じたようだった。
 県は、94年から日本語教師を2年の任期で派遣しているほか、ブラジルからの海外技術研修員、県費留学生などの受け入れが続けている。
 「県としても移住地や県人会のつながりを重視している」と強調する小谷氏は、「県在住のブラジル国籍者は39人のみ。ブラジルへの進出地元企業も少ない。県としては、鳥取にルーツを持った人との交流を続けたい」と話していた。
 なお一行は、同県人会会館も訪れ、役員と懇談。県人会側は、来年創立60周年を迎えるにあたり、台所の改修、日本語教室のための部屋、宿泊施設などの増設等への支援を願い出たという。
 小谷氏は、「希望は良く分かった。県の財政状況は厳しいが、できるだけ応えられれば」と話していた。一行は25日夜に日本へ出発した。

image_print

こちらの記事もどうぞ