ホーム | 特集 | 【第8回ブラジル太鼓選手権大会】大会終えての講評=審査委員長 箕輪敏泰=箕輪敏康氏

【第8回ブラジル太鼓選手権大会】大会終えての講評=審査委員長 箕輪敏泰=箕輪敏康氏

ニッケイ新聞 2011年8月6日付け

 大会は祭りと違い、人数分の力を総合して審査するため、一人ひとりの音が一体とならなければ評価は低くなります。
 今年は全体の傾向として、振り、掛け声などが多く、音を重視する大会で、見せることに力を入れすぎたチームもありました。バチさばきや踊りもあまりしつこくないよう適当な長さに収めることが大切です。
 日本語での掛け声を取り入れたチームもあったがしっかり聞き取れない。笛もまだレベルが低く曲に入れるのは先です。また、笛が上手くても太鼓の音を抑えないと生きてきません。構成とバランスを工夫してみてください。
 ジュニアは課題曲が難しかったようで譜面通り打ちこなせているチームは4チームほどしかありませんでした。「ガンバレ日本」の掛け声は心に響きました。これからも日本を応援してほしいです。優勝した「若葉太鼓」は減点材料が見つからなかったことが勝因です。リブレでは持っている楽器を上手く使いこなした「寿」を1位に選びました。マスターは去年より自信を持っているチームが多く、中でも曲の流れにあわせて太鼓を打てていた「リオ日系太鼓」が優勝となりました。
 去年に比べ全体のレベルが上がり、どのチームも優勝できるだけの技術を持っており、今回低くても来年大きく順位が上がります。これからどんどん伸びる君たちが楽しみです。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 本紙への寄付者芳名2020年9月26日 本紙への寄付者芳名  ブラジル相撲連盟の赤木政敏(あかぎまさとし)相談役、エンポリオ古賀(ニッケイ新聞代理店)、大矢進貞さん(ゆきさだ)、おもいで酒場パブラオケ、林ヨシノブ・パウロさん、平延渉さん(ひらのぶわたる)、匿名希望の篤志家の皆さまより寄付をいただき、ありがとうございました。 […]
  • 《記者コラム》パンデミックは好機?! 一気に進む世代交代2020年9月22日 《記者コラム》パンデミックは好機?! 一気に進む世代交代  「戦後移民の時代」は訪れることなく、過ぎ去った。結果的に、それで良かったのかもしれない。アアダコウダ言わず、素直にそう考えた方が前向きか。30代、40代の若者らが中心になって実施され、実に手際よく広範な内容を含みつつ、コンパクトに凝縮された「文協統合フォーラム2020」( […]
  • ■訃報■本紙営業・阿部ヤエコさん2020年9月15日 ■訃報■本紙営業・阿部ヤエコさん  本紙営業部に長年勤務した阿部ヤエコさんが12日午前、サンパウロ市南部にある自宅で亡くなった。十二指腸癌の持病があり、当初は胆石治療のために入院した。12日にいったん退院した後、背中の痛みを覚えるなど急変。強い吐き気をもよおして息が詰まり、午後7時半頃に亡くなった。享年 […]
  • 手塚治虫の絶筆『グリンゴ』=ブラジル日系社会が遺作に(上)2020年9月4日 手塚治虫の絶筆『グリンゴ』=ブラジル日系社会が遺作に(上)  『火の鳥』『ブラック・ジャック』などの傑作を次々に発表し、存命中から“マンガの神様”と呼ばれていた天才漫画家・手塚治虫(1928―1989年)を知らない日本人は少ない。しかし、彼の未完の絶筆『グリンゴ』がブラジル日系社会をモデルにしていたことはあまり知られていない。 […]
  • 憩の園=二日間で3200食販売=食販売に予想外の大反響=感謝ライブで5時間半配信2020年8月25日 憩の園=二日間で3200食販売=食販売に予想外の大反響=感謝ライブで5時間半配信  「憩の園は、このコロナ災禍で多くの方に助けていただいた感謝の意味を込めて、このイベントを開催しましたが、まさかこんなに日本食が売れるとは思いませんでした。心の底から感謝しています」――日系高齢者福祉施設「憩の園」を運営する救済会の吉岡黎明会長は、そう深々と頭を下げて感 […]