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第1回力行祭を11日に=永田前会長が会史語る

ニッケイ新聞 2011年9月6日付け

 ブラジル力行会(岡崎祐三会長)が会の親睦を深め、ブラジル力行会の生い立ちを後世に伝えることを目指し、「第1回力行祭」を11日午前9時半から同会館(Rua Primeiro de Janeiro, 53, Vila Clementina)で開催する。参加費25レアル。
 岡崎会長、理事の永井敦子クラリセ、林昌美さんが案内のため来社した。前会長の永田久さんによる同会の歴史講演会が行われる。弁当での昼食後は、尺八や三味線の演奏に合わせて皆で民謡や童話を歌って過ごす。
 日本力行会のブラジル支部として設立されてから90余年、戦前約600人、戦後約1300人を当地に送り込み、農業に従事する青年を指導する「4Hクラブ」の設立や、アルモニア学生寮建設など様々な活動に携わった。
 岡崎会長は、「歴史を振り返ることは今後の活動の糧になるはず。興味のある人はぜひどうぞ」と呼びかけている。問い合わせは同会(11・5571・0637)まで。

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