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文協総合フォーラム=日系社会の連携を緊密化=千葉イサミ氏らが講演

ニッケイ新聞 2011年10月22日付け

 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は、『第4回文協統合フォーラム』を29、30の両日午前8時から、同文協(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開く。受付は貴賓室。参加費70レアル(2日分の食事付)。ポ語のみ。
 「連携の再考—持続可能な将来とソーシャル・ネットワークを通じたより良い社会の構築」がテーマ。希薄化しつつある日系社会の連携の緊密化を目指し、地方文協理事を中心に07年から実施している。今回から一般日系団体や個人も参加可能となっている。
 初日の講演者は、サンパウロ市クリニカス病院の精神科医・千葉イサミ、世界各国で講演活動を行なう国際運動「未来創造」の創始者ララ・デハインゼリン、日本料理家で「SOSジャポン」の総合プロデューサーを務めたジュン・サカモトの各氏。
 2日目はソーシャル・ネットワークに重点を置き、元文協理事の有村ヘンリーさんが講演する。
 ワークショップでは、県人会、同地域の団体などグループごとに分かれて課題を共有、情報交換を行なう。日語のみのグループ編成も可。
 案内のため来社した桂川富夫副会長、中島エドゥアルド事務局長は、「若い人や一般読者も是非ご参加を。著名人の講演を聴ける良い機会です」と呼びかけた。
 なお、100キロ以上遠方の参加者には宿泊代が支給される。
 問い合わせ、申込みはカリーナ、ケニアさん(11・3208・1755、メール=contato@bunkyo.org.br、FAX=同・3208・5519)まで。サイト(www.bunkyo.bunkyonet.org.br)からも申込み可。

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