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東西南北

ニッケイ新聞 2011年11月24日付け

 5日にサンパウロ市南部モエマ区で開通した自転車専用レーンに、19日はヒールを履いて颯爽と自転車を走らせる婦人達の姿が続いた。赤地に白で描かれた自転車の意味が理解できない車の乗入れや駐車で混乱も生じた同レーンに対する声は様々で、ある店主は、輸入車などで来る顧客の駐車スペースが減ったと文句を言った上、「うちのお客様が高いヒールで自転車をこぐなんて真似をすると思うのかい」と発言。これに反発した自転車愛好家が「百万長者の自転車」と名付けた抗議行動を計画し、ヒール姿の婦人登場と相成った。排気ガス0の自転車は有効な地球温暖化防止策だが…。
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 下院では現在、親や教師による子供への体罰を禁止する法案が審議されており、22日には最後の公聴会も行われたが、この法案をめぐり、賛成派と反対派の意見が真っ二つに分かれている。かたや「夫婦間の暴力や虐待ならともかく、しつけが失われるのはいかがなものか」と主張すれば「暴力抜きでも教育は可能だ」という声もある。時代の流れ上、一度採択してみると面白い法案だと思うが、一番大事なのは、これによって子供たちのモラルがちゃんと育まれ、世の中から暴力が減るかどうか。
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 サンパウロ市インテルラゴスでのF—1レースは27日だが、25日以降は周辺の交通も混乱。規制も行われるので要注意だ。

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