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ブラジル風土は柿にぴったり=松村専門家が指導に来伯=ピラールで19日に講演

ニッケイ新聞 2012年2月14日付け

 農林水産省が実施する『食糧供給安定化国際農業連携対策事業』の一環として、柿栽培の専門家・松村博行さん(64、大阪)が10日に来伯、サンパウロ州5市で現地技術指導や講演会を行う。
 同事業実施主体の中央開発コーポレーション(山口達朗事務所長)が招聘した。
 松村さんは岐阜県農業試験場果樹科勤務後、同県中山間農業研究所所長、同県農業大学講師として生涯富有柿の研究に注力。定年退職後は台湾、韓国など海外を中心に指導を行っている。著書、共著も多数。
 ハウス内で1カ月長く光合成をさせることで、サイズと糖度を上げる抑制栽培を実施してきたが、「ブラジルではそんなことをしなくても、大きく甘い柿ができる。風土が富有柿にぴったり」とブラジルでの栽培に期待を寄せる。
 パウリスタ柿生産者組合(APPC)の城島将男会計は「ここ数年、熟れる間際に柔らかくなる現象が続いていて困っている。原因究明を頼みたい」と話した。
 すでにピラール・ド・スル(12日)、ピエダーデ(13日)で技術指導が実施されている。
 今後はサンミゲル・アルカンジョ(14日)、アピアイ(18日)、モジ(20日)で現地指導があるほか、講演会が19日午前9時(8時半受付)から、ピラール・ド・スル教育局講堂(Av. Papa Joao XXIII, 1175, Campo Grande)で予定されている。参加無料。
 現地指導参加希望者は早めに同組合(15・3278・3589)まで。講演会の申込みは同組合もしくは同事務所(11・3208・9610)。

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