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東日本大震災=県連口座を「基金」で継続

ニッケイ新聞 2012年3月8日付け

 日系3団体(文協、援協、県連)は、昨年実施した東日本大震災被災者への災害義捐金募金キャンペーンで設けた県連名義の口座を「継続的復興支援基金」として今後も募金活動を続けることを決めた。
 今月10、11日に挙行予定の犠牲者一周忌慰霊ミサと法要に関する会合が先月17日に開かれたさいに合意した。
 ブラジル日本商工会議所、日伯文化連盟を合わせた5団体として、日本赤十字社に367万レ弱を送金、昨年10月13日の送金をもって打ち切っているが、日本赤十字社が受け付ける今月末まで据え置かれる予定だった県連の口座を利用する。
 県連の園田昭憲会長によれば、基金に集まった浄財は今後日本赤十字社には送金せず「目に見える形での支援」に対して寄付する考えだ。
 「継続的復興支援基金」への募金は次の口座まで。【Banco do Brasil】ag. 1196-7 c.c. 29.921-9

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