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花まつり、リ広場で開催中=14日には「お練り」も

ニッケイ新聞 2012年4月10日付け

 お釈迦様の誕生日(4月8日)を祝う『花まつり』が9日から(〜14日)開かれている。同日午前にリベルダーデ広場で入仏式が行われ、約100人が出席した。46回目。ブラジル仏教連合会、釈尊讃仰会、ブラジル仏教婦人連盟、リベルダーデ商工会の共催。
 花で飾られた小堂「花御堂」に安置した釈迦像に、参拝者らが柄杓で甘茶を注ぐ潅仏が行なわれる。釈迦誕生時に甘露の雨が降り注ぎ、色とりどりの花が咲き乱れたという言い伝えによるもの。
 式では、リベルダーデ商工会の池崎博文会長が「今週は2636年目の釈迦牟尼の誕生を祝う大事な週。甘茶を頂いて祝福を」と挨拶、続いて全員で合唱しながら礼拝を捧げ、読経に合わせて一人ずつ潅仏を行なった。仏教連合会のコレイア教伯会長や仏教婦人連盟の星ジュリア連盟長も祝辞を述べた。
 13日までの開催時間は午前10時〜午後4時、14日は午前10時から正午まで。最終日は音楽法要のほか、白象神輿を担いだ稚児行列が同区を練り歩く「お練り」が行なわれる。また、同祭で使用された花は来賓と参加者にプレゼントされる。

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