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Sカタリーナも『侍の日』=聖州6市、3州で制定=岸川氏の誕生日にちなみ

ニッケイ新聞 2012年5月3日付け

 先月24日、サンタカタリーナ州が同日を『侍の日』と定めた。ジョルジ・テイシェイラ州議が中心となって進めたもので、同日フロリアーノ・ポリス市の州議会で開かれた式典には、25年前に伯国に古武術をもたらした二天武道研究所の岸川ジョージ主宰、ニッポ・カタリネンセ協会の中山ルイス会長、若宮丸協会のパウロ・バルタザル会長など日系団体をはじめ30人が出席した。

 侍の日は岸川主宰の誕生日にちなんで設定されたもので、現在聖市を始め聖州内に6市、パラナ、アマゾナス全州で設けられている。同日は同研究所に所属する道場が中心となり、各地で武術を披露しワークショップを開くほか、情けの精神の表れとして寄付活動も行なう。
 ニッポ・クルトゥーラ(同市文協)の金親ヒサエ会長は「精神的な面を失いつつある今日において、精神性や規律という侍の文化を普及することは容易なことではないが、その仕事に力を尽くしている二天研究所に賞賛を贈りたい」と祝辞を述べた。
 岸川主宰(48、二世は本紙の取材に対し、「多くの方が、700年の歴史ある古武道と剣術の大切さに感動し、応援下さったことに心から感謝申し上げます。今の日本が忘れてしまった侍精神を、日系人始め若者たちに伝えるため、〝愚公山を移す〟のみです」と話した。
 なお、現在同研究所には全伯40カ所および南米6カ国の計46の道場が(生徒数約800人)所属しており、来年は日本から二天一流の良用清12代宗家を迎え、8月10日に20周年記念式典を開催するとしている。

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