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ニッケイ新聞 2012年5月4日付け

 香川県人会で開かれた「お遍路」についての講演会では、香川大学大学院地域マネジメント研究科の宍戸栄徳教授(64、京都)が空海について講演した。宍戸教授は、地域活性化を考える上で「地域の資産であるお遍路を行政としてもっとサポートできるのでは」との視点から調査を開始したことがきっかけで、同NPOに参画。調査先のスペインでは道路や関連施設の整備などで行政がサポートしているのに比べ、「日本では宗教上の問題もありあまり支援を受けていないのが現状」だとか。
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 NPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」では、長い距離を歩くお遍路さんにみかんや柿など木に実る果物を自由に食べてもらおうと、2007年6月から植樹を行っているそう。遍路道約1400キロのうち500キロおきに1カ所の植樹を目指しており、地元高校生約30人が活動に参加している。遍路道沿いで植樹に適した場所を探し、所有者に交渉。許可を得たら木を植え、水遣りなどの世話も行うという。「若い人の間におもてなしの心が広がっている」と嬉しそうな松岡敬文事務局長。

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