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ヤマハがピアニカを寄贈=ピラールの日語学校へ

ニッケイ新聞 2012年8月25日付け

 日本の楽器メーカー「ヤマハ」(浜松市)から、ピラール・ド・スール日語学校にピアニカ5台が提供された。「日本ブラジルお芝居出前プロジェクト」の企画監修をする静岡文化芸術大学の池上重弘教授から、16日に同文協会館で行われた一行の歓迎懇親夕食会の場で贈呈された。
 昨年同地を訪れたさい、授業で使うピアニカが足りないとの声を聞き、池上教授がヤマハに働きかけた。「教育に携わる者、ピアノを弾く者として、子供達が音楽に親しむきっかけとなってほしい。浜松とピラールをつなげるきっかけにもなったのでは」と、池上教授は思いを語った。
 同校教師の渡辺久洋さんは「これで15台になった。活動に幅ができて、有り難いです」と喜びの声を寄せた。

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