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ニッケイ新聞 2012年10月2日付け

 数独の考案者・鍜治真起さんが経営するニコリ社は、日本初のパズル誌発行会社。数人の社員が見よう見真似で問題を作り、試しに販売したら大反響。次第に読者がオリジナル問題を送ってくるようになり、今ではその数約500人に上る。更に同社は新聞、週刊・月刊誌など約120種の発行物や、ニンテンドーDSなどゲーム用にもパズルを提供しているとか。
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 大盛況に終わった数独大会。一キロの食料をお願いしたが、ほとんどの出場者が持参してくれた。この欄を借りて感謝するとともに、援協福祉部に寄付したことをお知らせします。今回初来伯した数独の考案者である鍜治真起氏は、紙面での呼びかけの意味が分からず、食料品の山の前で目を白黒。説明すると「とてもいい習慣。ブラジルで一番ビックリしたし、日本への土産話になった」と感心しきり。
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 毎月最終木曜日に行なわれる佛心寺の「カレー無料給仕会」を初めて訪れた。用意された約3百食は午後1時半を待たずに完売。非常に美味しいチキンカレーだったが、お寺で出すものに鶏肉はよいのか? と気になって関係者に尋ねると「お釈迦様の僧侶に対する教えは殺生をしてまで肉食をするなということ。料理を作っているのは私たちではなく婦人部ですし、檀家の方々に肉食を禁じる教えはないので何の問題もありません」。何だかわかったようなわからないような…。

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