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東西南北

ニッケイ新聞 2012年10月12日付け

 こどもの日の今日、サンパウロ州で最も混雑すると見られているのは、「アパレシーダの聖女」があるアパレシーダ市の大聖堂。この聖女に祈ると願いが叶うといわれ、今日だけで18万人、日曜までに35万人が訪れる見込みとか。12日は朝5時30分からミサが始まり、アウキミンサンパウロ州知事らも参加。正午の聖母顕彰の後、16時からの巡礼行進はセルタネージョの無料コンサート会場まで続く。無料コンサートは13日夜も開催される。
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 メンサロン裁判の最中に次期最高裁長官に選ばれたバルボーザ氏がヒーロー扱いされている。ブラジル史上最大の政治汚職裁判で現職議員らを次々に断罪する姿には若者からの反響も大きく、ネット上には同氏愛用の大きな黒いマントにちなみ、米国漫画のヒーロー、バットマンと合成させた画像が出回っている。来年のカルナバル用に作られたバルボーザ・ファンタジアは早くも人気の的だ。
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 リオのサンジャヌアーリオ・スタジアムで10日に行なわれたサッカーの全国選手権の試合で、現在5位のサンパウロFCが4位のヴァスコ・ダ・ガマに2—0で勝って、ヴァスコとの勝ち点差を一気に3点詰めた。残り9試合の時点での両者の差は1点で、ヴァスコを抜けば、来年のリベルタドーレス杯進出圏内に入る。連休中のサンパウロFCの試合は14日のフィゲイレンセ戦。