ホーム | コラム | オーリャ! | コラム オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年1月10日付け

 コラム子が住むマンション前の通りでは、電線が切れ道に垂れ下がっている。いつ修繕されるかと思って見ていたが、今や数カ月が過ぎた。
 電線が切れたらかなり危険だと日本人なら思うだろうが、当地ではこうした危機意識が本当に希薄だ。先日テレビでも、いくつもの凧が電線に絡まった住宅地の様子が流れ、何人かが感電したと報道していた。
 しかし、適切に対処すれば避けられる場合は事故ではなく人災だ。この凧の件で、メディアはただ〃事故〃として報道するだけで、状況を放置していた配電会社や市には何の苦言もなかった。大問題のように事件を騒ぎたてても、誰も責任を感じないのがブラジルなのかと思う。
 「ブラジルが好きか」との質問に、苦笑いせず「シン」と答えられるようになった。でも「〃事故〃に巻き込まれなければ」との条件は、まだ撤廃できそうにない。(阿)

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 日本宗教がディズニー監督の心の支え2017年5月23日 日本宗教がディズニー監督の心の支え  ブラジル人初のディズニーアニメ映画監督となった松田レオナルドさんとの取材後、「もしも書きたければ、私が創価学会で仏教を学んでいることを記事に加えても大丈夫です」と松田さんからメールが入った。  調べてみると同学会のニュースサイト「SEIKYO Online」に3月27日付け […]
  • コラム オーリャ!2004年12月28日 コラム オーリャ!  一年の終わりにこんな結末が用意されていたとは誰が想像しただろう。スマトラ沖地震のニュースは世間のクリスマス明けの穏やかな気分を一転させ、地震被害の悲惨さを改めて認識させた。 […]
  • 自粛中にブラジル初床屋2020年6月27日 自粛中にブラジル初床屋  サンパウロ州政府が外出自粛を発令し、早くも3カ月が経とうとしている20日土曜。オーリャ子はこの間に伸びた前髪や襟足にイライラしていた。元々短髪で、自粛令以前は月に一回こまめに散髪をしていた。  コロナ感染が怖かったが、我慢も限界になり自宅近くのブラジル人が経営する散 […]
  • 「限界だ!!」2020年6月16日 「限界だ!!」  新型コロナウイルスの影響により、外出自粛が始まり早くも3カ月弱が経とうとしている。  ある夜、オーリャ子の夢の中では、災禍前の活気溢れるリベルダーデ街の風景が広がっていた。全ての店が開き、カメロー(露天商)も盛大に路上販売をしている。  人通りも多く、少し歩くだけ […]
  • 「停電」も意外と良いもんだ?2020年6月2日 「停電」も意外と良いもんだ?  17日、クアレンテーナ(検疫)中の日曜朝10時、起床していつもどおりシャワーを浴びようとバスルームにいくと、お湯がでない。「壊れたのか?」と思ったら電気もつかず、停電していた。  どうやら予告なしの電気工事が家の前で行われていることが停電の原因だそう。「不便だな…」 […]