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沖縄県人会=さんしんの日に約3百人=若手活躍、盛り上げ図る

ニッケイ新聞 2013年3月8日

 3月4日を「さんしんの日」とし、毎年沖縄県で開催される芸能イベント『ゆかる日・まさる日・さんしんの日』が3日午後、聖市の沖縄県人会館で開かれた。老若男女約300人が足を運び、ともに琉球音楽の伝統楽器三線の音色を楽しんだ。
 同イベントは伯国のほかハワイ、アフリカ、中国、イギリスなどでも開催されている。母県は今年で21回目、伯国では8回目を迎えた。
 知念直義実行委員長(72)は開会式で、「今日は沖縄芸能の全てを皆さんに披露します」と挨拶。田場ジョルジ県人会会長は「二、三、四世だけでなく、今日はブラジル人も三線を担いでやって来てびっくりした。これから間違いなく益々発展する」と普及を喜んだ。
 留学研修生OB会「うりずん会」のメンバーが日ポ両語で司会を務め、野村流音楽協会、琉球筝曲興陽会、琉球民謡協会など6団体のブラジル支部による合同演奏で開幕した。那覇市首里にある世界文化遺産・首里城のイラストを背景に、祝い事の幕開けの定番「かぎやで風節」など5曲が演奏された。
 玉城流扇寿会による舞踊や厳かな斉唱、琉球民謡保存会ブラジル支部の若い歌い手によるBEGINの人気曲「島人ぬ宝」の弾き語り、百姓に扮した子どもが農作業の様子を表現する舞踊「ゆいまーる」、活気溢れるエイサー太鼓など、幅広い17演目が次々に披露され、参加者らは歓声をあげたり手拍子したりと楽しんだ。
 知念実行委員長は「最近は民謡が盛んで二、三世がどんどん入ってきている」と若手の活躍を喜び、以前民謡を習っていたという糸数実智子さん(79、二世)も、盛んに写真を撮りながら「若い子たちの歌う民謡がとてもいい」と笑顔を見せた。

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