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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年8月1日

 今年の全伯太鼓フェスティバルを、箕輪敏泰審査委員長は「今までで最高」と評した。一方で、例年通り「悪かった点」についても言及。替えバチの準備がないチームが多かったことに触れ、指導者の責任を問いかけた。
 後日、ポ語紙の記者に「あの先生は厳しいのか」と尋ねられた。日本ではごくありふれた場面だが、ブラジル人は人前での注意や叱責を嫌うので、違和感を持ったようだった。
 しかしコラム子は、そんな箕輪さんの日本的指導法が当地の太鼓レベルを上げた一因だったと思う。大会がただのフェスタに終わらず、開放感の中にも「進歩した」という満足感や、「次はこれを頑張ろう」という達成感が生まれるからだ。
 今年10月、JICAボランティアの任期を終え帰国する。7年間の間に箕輪さんが関わった奏者らは技術を磨くと共に、日本的規律について多くを学んだことだろう。(阿)

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