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第一アリアンサで運動会=笑顔あふれ、和気藹々と

ニッケイ新聞 2013年9月19日

 第一アリアンサ文協(辻義基会長)が主催する入植89周年記念祝賀運動会が15日、同地区グランドで開催された。強い日差しに爽やかな風が吹き抜ける中、子どもから大人まで地域の住民が各種競技を楽しんで親睦を深めた。
 競技開始に先立ち来賓の関谷ロベルト・ミランドポリス市議を含めた全員で先歿者への黙祷、国歌斉唱、国旗掲揚が行われた。ラジオ体操で準備を整えた後、約20の種目で足や腕を競い、笑い声や声援が飛び交った。
 競技の運営にあたっては、弓場農場に所属する青年男女の活躍が見られた。現在第一アリアンサ移住地には70家族が在住、弓場農場の60人弱とともに地域を支えている。どちらも以前に比べ減少傾向にあるが、その分結束は固いという。
 お昼も各家庭で作った持ち寄り料理を参加者全員で食べるというスタイル。まさに「日本人の持つ家庭的雰囲気の中でのイベント」(辻会長)が実践された運動会の一日だった。(中沢夏樹ノロエステ通信員)

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