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UCES=和食テーマに地域発展を=山村会長が続投決める=〃天野基金〃は3割弱達成

ニッケイ新聞 2014年1月21日
続投が決まった山村会長(左から2人目)

続投が決まった山村会長(左から2人目)

聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)が18日午前10時から、聖州ソロカバ日伯文化体育協会で定期総会を行った。約60人が集まり、2013年度の事業報告と14年の予算案が確認されたほか、役員選が行われ山村会長(レジストロ)の続投が正式決定した。そのほか、100万レアルを積み立てる〃天野基金〃や、昨年末登録された、ユネスコ無形文化遺産「和食」をアピールすべく、日本食祭り構想についても議論が行われた。

カラオケ、和太鼓、相撲など各部から事業報告があった。教育研究会(福澤一興会長)は渡辺久洋さんを中心に、会創立30年記念誌を編纂済みで、2月に出版予定。

役員選挙では、山村会長の続投が承認され、副会長の南満(ピラール・ド・スール)、荒木進(オザスコ)、高野信善(イビウーナ)の3氏含め、陣容に大きな変化はなかった。再選が決定した山村会長は「若い人に引き継いで欲しいが、諸問題が山積した中では途中でやめられない。あと1期(2年)よろしくお願いします」と頭を下げた。

その問題の一つが、12年から始まった〃天野基金〃だ。傘下団体が積立金を納め、天野氏の寄付と合わせ、3年で100万レを集めるというもの。今年度の2回目はイタペーバ、マイリンキなど5団体がすでに支払済みで、天野氏からすでに寄付された20万レと利息分を足し、総額27万1493、78レとなった。昨年10月時点での「支払い団体0」からは進展が見られたが、年内までとしていた期限を、最終3月末までとした。

コロニア・ピニャールの山下治氏は欠席の天野氏を代弁する形で「計画困難とも思われるが、総会で決定した以上、企業周りをしてでも集めなければ」と懸念したが、複数の団体からは「3月までに支払うつもり」「ありがたい話には変わりない」「教育に投資できるのでは」と前向きな意見も多く聞かれた。

「3年以上かけても達成すべき」「3割弱集まった状態で後戻りできない」と、前進に向け強い意志がみられた反面、その使用目的がはっきりしていないなどの理由で否定的な見方もあった。

別の議題として、「和食(日本人の伝統的な食文化)」が無形文化財として昨年12月、ユネスコに登録されたことを契機に、山村会長は「聖南西日本食祭り構想」を掲げた。各協会婦人部が1品、自慢の料理を持ち寄り、祭典を開催するという趣向のもの。日本食をアピールするだけでなく、婦人部間の交流促進、レシピの伝授などを目的としている。

今回は構想説明だけにとどまったが、今後は各文協がそれぞれで協議を重ね、UCESとしては3月29日、ヴァージェン・グランデ・パウリスタで行われる第1回定例役員会にて、開催の可否、場所、日時が最終決定されることになった。

新役員は以下の通り(敬称略)。【会長】山村敏明【副会長】第1=南満、第2=荒木進、第3=高野信喜【監査役】石原哲朗(ピエダーデ)、平川清(マイリンキ)、羽田義雄(ソロカバ)【補充監査役】須田カルロス(カッポン・ボニート)、谷口勉(ヴァルジェン・グランデ・パウリスタ)、山下治(コロニア・ピニャール)

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