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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月22日

 子どものときに訪日し、ほぼ日本で教育を受け、帰伯して3年目という20代半ばの日系青年と話をした。日本は品揃えも品質もよくて当地とは比べ物にならないというのはよく聞く。生活習慣が異なるので不適応を起こすことはないのか、当地での生活が不便と感じて嫌になることはないのか、と聞いてみた。

 青年はさらりと「日本はその〃便利〃の裏に、様々な厳しい過程を経て、多くの人がストレスを抱えて、その代償を払っているよう。その代償を払って、行き過ぎた〃便利〃はなくても楽しく生きていける」といった。ただし、当地の店などで道理の通らない対応をされたら、徹底的に苦情を言って態度を改めてもらうのだとか。

 まだ帰伯3年目とはいえ、少なくとも今現在は両国の良さを積極的に取り入れ生きている――そんな頼もしさを感じた。(宮)

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